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介護職の介護職による介護職のためのブログ

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辛いことだらけだった介護職が転職後は毎日がウキウキ!?

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介護職として働いていると辛い事だらけです。「人間関係(上司や部下との確執など)」「低賃金」などなど、辛い事をあげたらきりがありません。「こんな辛い会社もう辞めてやる」なんて思っている人がほとんどではないでしょうか?

辛いからといって、すぐに転職しようと思いきれる人も少ないかと思います。正直言いますが、タイトルにあげたように転職したからといって毎日ウキウキして仕事にいけるようになる人は稀です。だからといって「じゃあ転職をしてもムダなの?」「介護職を辞めようかな」と思うのも時期尚早です。

しっかりとした会社選びをして、転職することにより、今よりも良い環境で働くことができ、毎日とは言いませんが、時々ウキウキくらいはできるかもしれません。

まずは自分自身を知ろう!!

介護職が転職する上での失敗で多いのが「今の会社が辛いから一刻も早く辞めたい」と思って適当に求人を選び、何となくで転職をしてしまう事です。大体こういった付け焼刃的な転職は失敗します。では、どうしたらいいのでしょうか?

まずは、自分自身が仕事をする上で大事にしていることを考えましょう。これは、各々で違うと思います。人間関係、やりがい、給与、出世、仕事量など色々なことがありますが、全てを満たしてくれている会社など、はっきり言ってありません!

これは、介護職だけではなく、一般企業でも一緒だと思います。給与が良くて、仕事量が少ないなんて会社はほとんどありません。こういった中で、自分の中で何が譲れない事なのかを考え知ることが大事です。その譲れない部分を満たし てくれる会社を選ぶことが転職を成功させる秘訣と言えるでしょう。

とは言え、何が譲れない条件なのか、自分の中でわからないという方も多いかと思いますので、以下に求人サイトのこだわりの条件の検索の部分を載せます。給与や待遇面でのこだわりの条件がほとんどですが、参考にしてみても良いかもしれません。

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働きアリの法則

自分を知る方法として一つの例をあげたいと思います。働きアリの法則という有名な法則があります。

これは、働きアリのうち2割の良く働くアリが8割の食材を集め、6割が普通に働き、2割がサボっていて、例えば、この良く働く2割だけを集めて新たな集団を作っても、いつの間にか同じように2:6:2のグループになっているという法則です。

会社組織においても同様と言われています。あなた自身の過去を振り返り、「働く2割に入っているときが、一番やりがいを感じて活き活きと仕事ができて、逆にサボっている2割に入っていた時は、不満などストレスが溜まっていた気がする。」そう感じる人であれば、自分自身が働きアリの2割に入れる会社に転職した方が、楽しく働けるということです。

ではそういった人が、どういう転職先を選ぶと良いかというと、オープニングスタッフや役所などの転職先が合っているといえるでしょう。ルーティンワークよりも、自分で考えて行動することが多い求人を選び、やりがいを重視した転職活動をします。

逆にサボっていてもストレスや不満を溜めないで気楽にできるという方は、割と大きめの会社を転職先に選ぶことをお勧めします。大きい会社であれば、小さな会社よりも、分母が大きく働かない2割に入ってもあまり目立たないためです。

では普通に働く6割が良いという方はどのような転職先がよいのでしょうか?簡単です。どこの会社でも普通に働いている方が多数なので、どこに転職しても大丈夫だと思います。

これは、あくまでも組織での立ち位置の話の一例ですが、このように、自分自身の過去から現在までの傾向を分析し、どういう傾向にあるのか見極めることが転職後の毎日をウキウキさせる近道です。

介護の仕事をしていて辛いときは?

  • 上手くコミュニケーションのとれないスタッフがいる
  • 看護師と意見が合わない
  • 認知症の利用者から何度もコールで呼ばれる
  • 利用者から暴力やセクハラをうける
  • 介助のし過ぎて腰が痛い
  • 体力的に辛い

等々、辛い時を挙げたらきりがありませんが、大まかに分けて介護の仕事をしていて辛い事は、職場の人間関係、利用者関係、身体的負担という形で大きく分けることができます。では、逆に介護の仕事をしてウキウキすることはどんなときでしょうか?

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介護の仕事をしていてウキウキするときは?

今回の記事では、転職後に普通に仕事をするだけでなく、ウキウキというキーワードをあえて入れています。では、あなたがウキウキするのはどのようなときでしょうか? 

  • 自分が持つ理想の介護感が共有できた
  • チームで仕事が上手くいった
  • ご利用者から感謝された
  • 難しい利用者の対応が上手くいった

等々、こちらも人の価値観なので、挙げたらきりがありません。簡単に挙げただけでも分かるように、ほとんどが辛いことの裏返しになっています。

つまり、何が言いたいかというと、人は辛いことや嫌だなと思うことがあるからこそ、やりがいを感じることができるということです。

簡単に例えると、仕事をしていると休日のありがたみを感じますが、仕事をしていないと休日のありがたみを感じません。人は辛いことがあるからこそ、喜びを大きく感じることができるのです。

このギャップこそが、人の感情を豊かにし、実りのある人生にしていくと私は思っています。

転職して毎日ウキウキするには?

では、タイトルのように転職して、ウキウキするにはどのようにしたら良いのでしょうか? 介護職として働いている人なら、毎日ウキウキ楽しく働けるなんて、甘い考えはないと思います。

ただその中でも、せっかくこの仕事をしているのであれば「やりがい」だけは持って仕事をしたいと思う人が多いと思います。その「やりがい」をどのようなことで満たすかは人それぞれだと思います。

もし転職して、少しでも良い職場で働きたいと思うのであれば、まずは、自分自身と向き合いって。どのような会社であればウキウキして働けるか、イメージをしてみることが重要だと思います。

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