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介護職の介護職による介護職のためのブログ

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これから介護職員になる4つの利点をあげてみた

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これから介護職員になろうかどうか悩んでいる皆さんに一言。ずばり・・その選択は間違っていないと伝えたいと思います。世間では、体力的にきつい、精神的につらい、給料が安いなど、ネガティブなイメージを持つ人も多い介護業界。

しかし介護職は、日本全国どこでも働くことができ、この先仕事がなくなるということはまずありません。今回は、介護職としてこれから就職や転職活動を始めようと考えている皆さんのために、介護職員になる4つの利点をお伝えします。

介護業界の抱える切実な問題

介護業界の人手不足は、既に切実な問題となっています。私の住む地域の介護施設でも、立派な箱ものはできたものの、介護職員が集まらないため、一部のフロアのみ入居が開始され、残りのフロアは希望者がいるのに入居待ち状態。

介護の現場では、募集を出してもなかなか人が集まらない、やっと採用しても短期間で離職してしまうという悪循環も続いています。

また介護福祉士の専門学校でも、なかなか学生が集まらず、定員割れの学校も出ているようです。こんな切実な問題が全国いたるところで起きているのです。

そんな状況の中、これから介護職員になろうと考えている人達に、逆に今がチャンスであると考えられる利点についてお伝えします。

利点1:介護職の需要は年々高まっている

少子高齢化の日本では、2025年問題が話題になっています。2025年と言えば、今の団塊の世代が75歳以上になる年で、要介護者も確実に増加すると推測されています。

こうした中、厚生労働省が発表した需給推計によると、2025年度にはおよそ38万人もの介護職員が不足すると予想されているため、今後も介護職のニーズが高まることは間違いありません。

また介護施設や介護サービス事業所等が増え続けるため、特に介護福祉士等の資格を持っていれば、全国各地で働く場所に困ることもありません。

利点2:ライフスタイルに合わせた働き方ができる

介護職と言うと、仕事がハードで夜勤が大変などのイメージがある人も多いでしょう。しかし介護職員として働ける職場には、その種類も働き方も様々あります。

日勤中心で夜勤のない職場はもちろん、正社員以外の雇用形態の求人も多いため、自分のライフスタイルに合わせた働き方が選べます。

たとえば、子育てや親の介護等の事情を抱えている人などは、自分の生活状況に合わせた働き方を選ぶことで、仕事を継続することが可能です。

実際に、子育て中には正社員からパートに働き方を変え、子育てを終えてからまた正社員に戻り、今管理職として活躍している人もいます。自分のライフスタイルに合わせて、働き方も変えられるのも介護業界の利点と言えるでしょう。

利点3:未経験からでもキャリアアップできる

人手不足の介護職では、無資格や未経験からでも働ける職場もあり、そこで経験を積むことでキャリアアップを目指せるチャンスが多くあります。介護業界には様々なキャリアアップの方法があり、経験を積んだり努力することで、様々な介護関連の資格取得にもチャレンジができるのです。

たとえば、介護福祉士資格を取得後に、さらにケアマネジャーの資格を目指すことも可能です。実際未経験の介護職員から管理職になったり、中には独立して自分で事業所を立ち上げたりする人もいます。自分が介護職として、どのようなキャリアを積んで何を目指していくかをイメージできる職種でもあるのです。

利点4:やりがいを感じられる

介護職員の人達からよく聞かれるのは、仕事の大変さは確かにあるけれど、それにも増して利用者さんやその家族から「ありがとう」と言われることがやりがいにつながっているということです。

長年様々な人生経験を積んで来られた利用者さんとの関わりの中で、他の仕事では味わえない経験ができることも大きな魅力のひとつです。人の役に立っていると実感できると同時に、人として成長できる仕事だと思います。

まとめ

今回は、介護職員になる利点を中心にお伝えしました。介護職への就職や転職を考えながらもその一方で、介護業界への不安を感じているという人もいるのではないでしょうか。

介護職の人手不足や処遇改善の問題については、国も動き出してはいますが、まだまだ課題が山積しているのも事実です。そういう意味では、現状確かに厳しいものもありますが、長い目で考え、是非自分が目指す道に向かってほしいと思います。

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