デイサービスで働くメリットを7つあげてみた
最近色々なところでデイサービスの求人をよく見ることがありますが、デイサービスで働くことによってどのようなメリットがあるのかをまとめてみました。実際にこれからデイサービスで働こうと思っている人の参考になれば幸いです。
- 1. デイサービスってどんなところ?
- 2. デイサービスの種類
- 3. デイサービスの仕事ってなに?
- 4. デイサービスで働く7つのメリット
- 5. デイサービスの職員はこんな方が向いている
- 6. まとめ
1. デイサービスってどんなところ?
デイサービスで働く前に、デイサービスはどんなところか知ることはとても重要です。 基本的にデイサービスとは主に自宅で暮らしている利用者さんを車で迎えに行き、入浴、排せつ、食事などの身体的ケアが必要な方へ社会交流を促し、その人の生きがいを作るサービスです。また、介護を行っている家族の負担を軽減したり、利用者さんの機能訓練を行い、現状の身体機能の維持向上をさせたりすることが目的となっています。
従来型のデイサービスはその全てを満たしていましたが、最近ではデイサービスの種類も多岐に渡り、半日タイプのリハビリタイムや、入浴に特化しているなども主流になってきています。デイサービスによって介護職の役割も様々になるので、まずは自分にあったデイサービスの種類を見つけることが重要になってきます。
2. デイサービスの種類
(1) 従来型のデイサービス
従来型デイサービスは入浴や機能訓練、レクリエーションなど、一日を通してその人に対して必要な介護を行います。特養などと比べると介護度は比較的軽い方が多く、要支援の方から要介護5の方まで幅広い介護度の方がサービスを利用しています。
(2) 半日のリハビリデイサービス
その名の通り、半日型でリハビリを行うデイサービスです。利用時間は3時間と短く、リハビリに特化しているため入浴や食事がないところが多いです。機会を使ってマシントレーニングやヨガ、病院のリハビリのようなものなど、多岐に渡っています。 介護度も要支援から要介護3くらいまでが多く、車椅子では利用できないため比較的軽介助の方が多いです。
(3) 入浴特化型のデイサービス
基本的には半日型のものが多く、入浴に特化しているデイサービスです。介護度は様々ですが、機械浴を完備しているところが少ないため、浴槽に跨いて入ることができる方が多いです。介護職3人が半日で10人程度の方の入浴介助を行います。
3. デイサービスの仕事ってなに?
デイサービスの種類によって仕事内容は様々です。従来型のデイサービスを例にあげると、朝の送迎を行い、午前中は入浴介助、昼は食事介助、午後はレクリエーションや体操などをシフトに分かれて持ち回りで行っていくデイサービスが多いです。
4. デイサービスで働く7つのメリット
(1) 夜勤がない
デイサービスは日中のみのサービスのため、夜勤がありません。 夜勤がないことによって、生活のリズムや身体のリズムを整えることができます。 また小さなお子さんがいるなど家庭を持っている方には働きやすい環境です。
(2) 比較的介助が楽
特養などのように寝たきりの方がいないため、比較的介助が楽です。入浴介助も自分で入れる方が多く、見守りだけで済む場合があります。
(3) 他職種が少ない
他職種は、多くても看護師機能訓練士のみです。他職種との連携で悩むことはあまりなく、同じ職種の人なので気持ちを共有することができます。
(4) 毎日違う利用者さんと会える
特養などでは毎日同じ利用者さんの対応をしなければならず、自分と合わない場合でも、対応に苦慮する方と毎日顔を合わせなければなりません。しかしデイサービスでは毎日利用する方はほとんどいないため、自分とは合わない利用者さんがいても週に数日我慢すればすみます。
(5) イベントが多い
デイサービスでは季節ごとのイベントや月ごとのイベントなど色々なイベントがあります。そのたびに仕事量は増えてしまいますが、一つのものを成し遂げ、職員一丸となって取り組めるため、企画や運営の能力を培うことができます。
(6) 日曜日が休み
ほとんどのデイサービスでは日曜日が休みです。介護業界の多くは土日祝日など関係なくシフトで仕事をしなければならないため、毎週日曜日が休みなのは魅力の一つです。
(7) 送迎で気分転換ができる
特養などの施設で一日中施設内にいるとフラストレーションが溜まることがありますが、デイサービスでは送迎などで外に出る機会が多いため、気分転換をすることができます。
5. デイサービスの職員はこんな方が向いている
- 家庭があり日勤しか働けない方
- レクリエーションや行事などを企画することが好きな方
- 比較的軽介助のご利用者の介助を行いたい方
- 色々な利用者さんと関わりたい方
6. まとめ
デイサービスとひとくくりにしても色々なデイサービスがあり、色々な求人があります。今回は従来型のデイサービスを中心に書いていきましたが、自分にどのようなデイサービスで働くことが合っているのか、見極めることが重要です。デイサービスのメリットを参考にして、自分に合う環境を探すことをお勧めします。