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【送迎員の体験談】実際に働いている人の声を聞いてみた

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送迎するドライバーというと、高齢者や身体の不自由な方が利用する「介護タクシー」をイメージするかもしれません。

しかし一般的に、送迎員は、介護施設の利用者さんを乗せて、介護施設(デイサービス等)と自宅の間を送迎する仕事する人のことを言います。今回はそんな介護施設の送迎職員として、現場で働く人の体験談を紹介します。

送迎業務を通して学んだ事

介護施設で送迎職員員として働くAさんの体験談です。定年退職後、年金が支給されるまでのつなぎの仕事を探していた私に、ハローワークで紹介されたのが、この送迎の仕事でした。それまで介護とは全く無関係の仕事をしていましたが、妻が介護職として働いていることもあり、特に高齢者に関わる仕事に対し抵抗はありませんでした。

職場では採用と同時に、自分のところで行っているヘルパー2級の研修を優先的に受講させてもらったため、送迎の仕事をしながら少しずつ介護についての知識も得ることができました。

朝夕のデイの送迎業務に加え、空いた時間帯には特養の利用者さんの受診のための送迎やで清掃業務を行う毎日ですが、その中で多くの利用者さんと会話をしたり、触れ合う機会を持つごとができています。

この仕事を通して感じるのは、昨日まで送迎時に元気で話をしていた利用者さんが、次にはもうお目にかかれないことがあること。あまり大げさなことではないけれど、日々の一瞬一瞬を大切にしたいと思うようになりました。

人の役に立ちたい・・・

デイサービスの送迎をしているBさんの体験談です。大学を卒業後、フリーターとして、職場を転々として働いてきました。仕事自体が嫌いな訳ではなかったのですが、その当時なかなか自分にあう仕事が見つからず模索している状態だったと思います。

親からも「いつまでこんな生活を続けているのか・・・」と心配され、自分自身もそろそろ安定した仕事につかなければと考えていました。そんな時に、たまたまテレビで、送迎職員の仕事が特集されていました。高齢者や身体の不自由な人達を乗せて送迎をする仕事は、高齢化が進む中で間違いなくまだまだ需要があるとのこと。

その番組を見ながら、色々考えさせられることがあり、自分もこの職に就いて人の役に立ちたいという思いを強くしました。もともと車の運転が得意だったこともあり、それを活かしてデイサービスの送迎の仕事に就いた私は、その後初任者研修資格を取得し、介護職員としての道も歩き出しています。

まとめ

送迎員の仕事は、利用者さんの命を預かる仕事と言っても過言ではありません。そのため安全運転を意識するのはもちろんのことですが、車内の利用者さんの状況や乗降時にも気を配る必要があります。送迎の仕事は、車の運転が得意な人にとっては、お勧めの仕事だと言えるでしょう。

一般的には定年退職し、時間的な余裕ができた人が働くイメージがあります。しかし移乗や移動介助等も必要な利用者さんや、自宅から外に出る手段等が厳しい場合もあるため、今後は介護の資格を取得した若い人の需要も必要となってくることでしょう。

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