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【機能訓練指導員の体験談】実際に働いている人の声を聞いてみた

f:id:gachiribito:20180724104130j:plain機能訓練指導員は、利用者さん一人ひとりの心身の状態に合わせて機能訓練を行います。できる限り自分でできることは自立できるよう支援していく役割を担っています。

機能訓練指導員として働けるのは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師、あんまマッサージ指圧師、鍼灸師、看護師、准看護師のいずれかの国家資格を持つ人のみに限られています。

介護福祉士の資格取得者や、どんなに介護業界で経験を積んでいても、機能訓練指導員として働くことはできません。今回は、介護の現場で機能訓練指導員として働く人の体験談をお伝えします。

家族旅行ができるまでに改善した!

デイサービスで、柔道整復師の資格を持ち、機能訓練指導員として働くAさんの体験談です。デイサービスを利用しているのTさんは、60代前半で脳梗塞を発症し、その後下半身に麻痺が残り、移動に際しては、自走の車いすを使用していました。自分の足で歩くことが困難になったTさんの夢は、以前のように家族と一緒に旅行をすること。

そのTさんの夢を実現するために、Tさんと一緒にリハビリのプログラムを話しあい、繰り返し歩行練習等を行ないました。そのTさんの努力もあり、歩行器で歩くことができるまでに改善したのです。

その後、晴れて家族と一緒に車で旅行に行くことになったTさん。旅先での姿をたくさん写真に残しましたが、どれを見ても笑顔一杯の表情で写ったものばかり・・・夢の実現に向かって一緒に頑張ってきた私達スタッフの方が胸がいっぱいになりました。

仕事と家庭の狭間の中で・・・

病院の看護師を経て、デイサービスの機能訓練指導員として働いているBさんの体験談です。私は結婚を機に、少しゆっくりとした生活ができたらと、夜勤のないデイサービスへと転職をしました。これで家事と仕事をうまく両立していけると考えていましたが、いざ働き出すと、驚くことばかりの日々が待っていたのです。

面接の際「デイサービスには、機能訓練もあるので・・」と言われたことは理解していたのですが、まさか自分が機能訓練指導員として役割を担うとは思ってもみなかったのです。個別の利用者さんの機能訓練の計画書作成から実施、評価に至るまで全てが自分の仕事です。

もちろん書類作成等については、デイサービスの利用者の利用が終わった後から始めるため、毎日の残業はもちろん、休日出勤や自宅に仕事を持ち帰りながら、何とかこなしている状況。確かに利用者さんの自立支援に向けての取り組みという意味では、やりがいはあるけれど、仕事と家庭との両立は、どんどん厳しくなる現状です。

まとめ

介護施設の中で働く機能訓練指導員は、利用者さんと一緒にプログラムを考え、指導や訓練を行ない、利用者さんがその人らしい生活を取り戻すための支援ができるやりがいある仕事です。高齢社会が進む日本では、今後もその需要が増していくことでしょう。

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