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介護職の面接体験談!成功談も失敗談もチェックしておくべき

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面接と聞くと、よほどの人でない限り緊張しますよね。いざ面接の日時が決まった途端、急にソワソワ落ち着かなくなる人も結構いるのではないでしょうか?これから面接を予定しているあなたのために、今回は介護職の人達の面接体験談をお伝えします。

面接体験談1:緊張して頭が真っ白に・・・

これは、特養の介護員として働くAさん(30代・男性)の話です。私はもともと他業界で働いていましたが、自宅で祖父の看取りを経験したことをきっかけに介護職員初任者研修の資格を取得。今も働いている特養施設の介護員の求人に応募しました。

何しろ介護職への転職が初めてだったこともあり、面接当日も、緊張の極限で顔が引きつっているのが自分でもわかるほど・・・面接官が何人いたのか、またどんな質問に対し自分が何を答えたのかも覚えていない状態でした。

ただ「何故今、介護職の道を選んだのか」という質問に対し、祖父の看取りの時の話をしたことと、面接の最後に「もう少し笑顔で・・・」と苦笑されたことだけはしっかりと覚えています。

面接体験談2:余計な一言を言ったために・・・

ケアマネの事業所から新しいケアマネの事業所に転職するため、面接を受けたBさん(40代・男性)の話です。私がケアマネとして働きはじめちょうど3年が経過した頃、その職場の経営方針や人間関係等に不満もあり、転職活動を始めました。

自分自身ケアマネの経験もあるため、不安も緊張することもないまま面接に臨みましたが、今考えるとその緊張感のなさが、面接に悪い影響をもたらしたように思います。

たとえば、面接官が履歴書を確認しながら「何故、転職をしたいと考えたのですか?」と聞かれた時に、日頃から職場に不満のあった私は、言葉を選ぶこともせずに、その職場に対する不満や愚痴を言ってしまったのです。

また「何故この職場を選んだのですか?」という質問に対しても「他の職場もいくつか掛け持ちで応募しています。」と正直に答えてしまいました。面接が進む中、私の受け答えに対して、明らかに面接官の表情が険しくなり、どんどん気まずい雰囲気になったのを今でも覚えています。結局その職場は不採用となりました。

面接体験談3:待たされたあげくに・・・

現在は、訪問介護事業所の管理者をしているCさん(50代・女性)の話です。私の面接の思い出は、ある新規開設の訪問介護事業所のヘルパー面接に行った時のことです。応募先の職場は都内にあるのですが、その本部が東京都下の遠方にあったため、面接場所まで電車やバスを乗り継ぎが必要な状況。

おまけにその日はあいにく雪が降り出していたため、面接時間に遅れてはいけないとかなり早くから面接場所近くで待機していたのです。面接時間の15分前に到着し控室で待っていましたが、理事長の来客対応が終わってからと、面接時間の1時間以上が過ぎても面接の声がかからなかったのです。

もちろん私の後に面接を受ける人達も到着し、控室にはどんどん人が増えていきました。結局、私の面接が行われたのは、予定時間から2時間近く経過した後・・・面接官からも理事長からも、遅れた説明やおわびもなく、面接が終わり外に出た途端、真っ白な銀世界になっていました。その後採用通知が来ましたが、結局辞退しました。

面接体験談4:自分の話をきちんと受け止めてくれた!

デイサービスで相談員をしているDさん(30代・女性)の話です。私はもともとある訪問介護事業所で、登録ヘルパーとして働いていました。結婚してからは、子どもが小さかったこともあり、子育てを優先しながら、自分の空いた時間で仕事をしていたのです。

しかしそんな生活も、夫を突然の事故により亡くしたことで一変することに・・・その後知人の勧めもあり、今も働いているデイサービスの面接を受けることになったのです。

夫を亡くしたばかりの状況、子どもがまだ小さいということも、正直に話をしましたが、面接官はただ黙って私の話に耳を傾けてくれました。そして面接の最後に「そんなに頑張らなくも大丈夫ですよ。一緒に仕事していきましょう!」と声をかけられたことを今でも覚えています。

まとめ

様々な介護の職場で働く介護職の体験談を紹介しましたが、皆さんはどのように感じられたでしょうか?何度も繰り返すようですが、面接で緊張しているのはあなただけではありません。

もちろん面接をする側も、そのことは十分承知の上で、面接を行っているはずです。面接官は、面接当日の受け答えよりも、あなたの人となりを見ています。肩の力を抜いて面接に臨みましょう。

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