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【介護事務職員の体験談】実際に働いている人の声を聞いてみた

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介護施設の中で、電話や来客時の対応などの受付業務のほか、介護介護請求事務や一般的な業務作業など、施設の運営に関わる様々な業務を担当します。

今回は、介護施設等の事務職として働く職員の体験談を紹介します。

利用者さんとの日々の関わりの中で・・・

特養施設を含む在宅の介護サービスが入っている施設で事務職員として働いているAさん(20代女性)の体験談です。大学と卒業と同時に、社会介護施設の事務職として働きはじめ3年が経過します。

正直私自身、介護施設でどうしても働きたいという強い思いがあった訳ではありませんでした。この職場では事務職であっても、事務所の受付はもちろん、色々な行事や日常的な場面でを利用者さんの対応することもあります。

そのため、時には本来の業務が遅くなり、夜8時過ぎまで残ることも多々あるのですが、そんな時必ず「まだやってるの?お疲れ様。」「気をつけて帰るんだよ。」といつも声をかけてくれる特養の利用者さん達がいます。

中には、自分が持っている飴やお菓子をそっとカウンターに置いていく利用者さんの姿も・・・介護の現場で、直接ケアをしている訳ではありませんが、こうした利用者さんに心癒されることが多くあります。

介護事務として働くことに・・・

在宅のサービス事業所で、介護事務として採用されたBさんの体験談です。今まで私は、一般企業で事務職として働いてきました。事務の仕事自体、適職であるとは感じていましたが、日々同じような作業の繰り返しに、もう少し専門性のある仕事がしてみたいと思うようになったのです。

私が特に興味を持ったのは、医療事務や調剤薬局事務、介護事務でしたが、その中でどの道に進もうかを迷っていた時に、同居していた祖父が、転倒→骨折し、自宅で介護保険のサービスを利用することに・・在宅で、母親が祖父を介護する姿や介護サービスを受けている様子を見て、その後介護事務になることを決めました。

もちろん介護事務の仕事は、2000年の介護保険制度に伴いできた比較的新しい職種ですが、3年ごとに変わる法改正等に四苦八苦しながらの日々ですが、やりがいを持って働けています。

夫婦の絆を感じる瞬間

介護施設で働くCさんの体験談です。自分が働く特養は、デイサービスも併設していますが、夫が特養入所中、妻がデイサービスに週2回利用されている夫婦がいます。長い間夫婦2人で在宅生活し、妻が夫の世話をしていましたが、だんだん歩くこともできなくなり、妻の介護の負担も大きくなったことを機に特養入所を決断したと聞きました。

入所後しばらくは、妻が毎日のようにバスに乗り面会に来ていましたが、妻自身膝の病気で思うように外出ができなくなり、リハビリ目的として夫と同じ施設内いあるデイサービスを利用することになったのです。

それ以降、週2回妻のデイサービス利用日には、私が働いている事務所の前のソファが夫婦が話をする場所となりました。私が出すお茶を飲みながら、楽しそうに笑顔で話す姿を見て、介護施設の中の事務職だからこそ味わえることも多くあります。

まとめ

介護の現場の中で働く事務職員は、一般企業の事務とは違い、利用さんや施設周辺の地域との関わりも大きいと言われています。現場で直接働く職種ではありませんが、施設の行事や利用者さんとの関わる中で、学ぶこともたくさんあります。

介護施設の中では、様々な職種が働きながら多くの利用者さんを支えていますが、事務職も介護の仕事ではではないという位置づけのため、介護職員処遇改善交付の対象ではないのが残念だという声も聞かれています。

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