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老健(老人保健施設)で働くメリットやデメリットってなに?

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介護の業界にはいろいろなサービス種別があり、名前は聞くけど実際にどんな仕事内容なの?と疑問を持つことも多いかと思います。

今回は介護保険のサービス種別である老健(老人保健施設)で働くメリット、デメリットをまとめてみました。メリット、デメリットをしっかりと把握し、自分に向いているのか確認してください。

老健ってどんなところ?

働くメリット、デメリットを紹介する前に、老健についてどんな施設か簡単に説明をします。老健とは、病院などからすぐに自宅に戻ることが難しい、医療ケアやリハビリを必要とする方が一時的に入所し、在宅復帰に向けたリハビリをする施設です。

入所期間は主に3カ月以内ですが、施設によっては長期的に入所されている方もいます。費用は10万円から20万円程度の施設が多く、部屋のタイプなどによって費用は大きく変わってきます。

老健にはどんな職業の人が働いているの?

老健で働く職種として、大きな特徴は医師がいることです。他にも、看護師、理学療法士、作業療法士、介護士などが働いています。特養と違い、リハビリ職などの医療職が多くいます。

老健の介護職の仕事内容は?

主な仕事内容としては、おむつ交換などの排泄介助、入浴介助や食事介助などの身体介護の他に、食事の配膳やベッドメイクなどです。

ここまでは、特養と同じような内容になりますが、老健の特徴としては、介護職でもできる運動やリハビリを行います。デイサービスなどよりも頻度は少ないですが、レクリエーションなどを行う施設もあります。

老健で働くメリットは?

リハビリに強くなる

老健は基本的にリハビリを行う施設です。リハビリ職も多く、介護職にもできるリハビリを連携して行います。リハビリに興味がある方にはおすすめできます。

給与が高いところが多い

経営母体が医療法人の施設が多く、給与水準が比較的高いです。また、昇給や福利厚生などのシステムも整っています。

医療職が多いので安心できる

老健には、医師がおり、看護師も多くいます。医療依存度が高い利用者なども連携を図り安心して対応することができます。

老健で働くデメリットは?

医療職との関係性

良くも悪くも、医療職が多い職場のため、医療職との連携は欠かせません。医療職との人間関係で悩んでいる介護職も多いです。

身体的にきつい

特養ほどではありませんが、重度の利用者が多いです。身体介護や夜勤など慣れるまでは苦労します。

どんな人が老健で働くのに向いている?

  • リハビリに興味がある人
  • 夜勤が苦にならない人
  • 医療職とうまく連携ができる人
  • 好待遇や安定を求める人

老健で働くのをやめた方がいい人

  • 医療職が苦手な人
  • 身体的に楽をしたい人

まとめ

リハビリに興味がある方は、老健で働くことをおすすめします。老健を退職した後にも、知識や技術などを学んでおけば、他の職場でも活かすことができます。老健で働くには、医療職との連携が欠かせません。うまく連携を図ることが仕事をする上でのポイントになってきます。

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