介護職に復帰したいけれどブランクが不安!どうすればいい?
皆さんの中には、以前は介護職としてバリバリ働いていたけれど、結婚や出産、体調不良などを機に、しばらく現場を離れているという人もいることでしょう。
実際私のまわりにも、頑張って介護の資格まで取得したのに、一度職場を離れて以降、そのまま介護職に就いていないという人も多くいます。そういう人の中には、可能であればまた介護職として復帰したいと考えている人もいるのではないでしょうか?
介護職に復帰したいけれど、どうしてもブランクが気になってしまうという人のために、今回は復帰に向けて色々な方向から考えてみました。
どんな理由で介護職でブランクができたの?
ブランクの理由は、人それぞれに違いがあると思います。一般的によく聞かれている理由としては、
- 結婚や結婚
- 出産・育児
- 親の介護のため
- 自分自身の病気やケガなど
- 職場に対する不満があった、また人間関係に疲れたから
- 介護の仕事以外の仕事をしてみたくなったから
などがあげられます。
復帰をするために準備しておきたいこと
介護職としてに復帰をするために、まずしておきたい準備として次のようなものがあります。
- もし無資格なのであれば、初任者研修や実務者研修等の資格を取っておくとよいでしょう。またさらにその上の資格取得を目指せば、復帰の際の強みにもなります。
- 介護の現場は3年に1度、介護保険法の見直しが行われるため、職種によっては色々と法律が改正されていることがあり、現在の法令等を事前に学んでおくことも重要です。
ブランク後の職場選びをする際に、気をつけたい事
いざ職場復帰をするにあたり、気をつけておきたいことをいくつか紹介します。
- 結婚や出産を機に介護職を離れていた場合には、今後仕事と家庭との両立が求められるため、自分に合った働き方や家族の協力等の有無も事前に検討しておくこと
- 長いブランクを経て復帰した直後は、体力的にも精神的にも、なかなか以前と同じように働くことができないこともあるので、自分にあった職種の検討や働き方を考えること
- 職場を慎重に選びすぎてしまうあまり、求職活動に時間をかけ過ぎ、せっかく良い転職ができるタイミングを逃さないようにすること
- どんなにたくさんの資格を持っていたり、介護職としての経験を積んでいたとしても、新しい職場では新人であることを忘れないこと
その他にも色々あるとは思いますが、事前の心構えをしておくことで、スムーズに職場復帰したいものですね。
ブランクがあっても働ける職場はあるの?
介護職の場合、求人情報を見ても、「ブランクあり・OK」の求人が多数出ています。
復帰に際して、そこまで不安に思う必要はありません。地域によっては、介護職員再就職支援講習会などにより、介護業界復帰のための講習会(1日)を開催し、介護業界への再就職を支援してくれるところもあるようです。
まずは、しっかりと準備をし、復帰に備えることでにきっと良い職場がみつかることでしょう。
まとめ
どんなに介護職としての経験があったとしても、一度離れてしまうと復帰には様々な不安がつきものです。しかし、今の介護業界は常に人手不足で、即戦力を求めています。そのため介護職に復帰したいという人材は、非常に貴重な存在でもあるのです。
介護業界では、多少のブランクがあっても、自分の努力次第で、不安なく復職はできると思います。ブランクを気にして復帰に踏み切れない人には、是非復帰を前向きに検討して欲しいものです。