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男性介護職ってどうなの?メリットやデメリットを把握しておこう

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ひと昔前までは介護職というと女性というイメージがありました。看護師の傾向として男性看護士が増えているのは、よく聞く話ですが、最近では男性介護職の活躍も目立ってきています。とは言え、まだまだ女性の介護職の方が多いのが現状です。

男性介護職ってどうなの?という意見も多かったので、今回の記事では、男性が介護職になるメリットやデメリットについてまとめてみました。

男性介護職のデメリットは?

原則同性介助

介護を行う上で原則となっているのは同性介助です。本来ならば、女性の利用者は女性介助、男性の利用者は男性介助となるはずです。

しかし、男性利用者に対して女性が介助をすることはあまり抵抗がないという人が多いのが現実です。逆に言うと、女性利用者の介助を男性がすることには抵抗があるということです。

長生きの秘訣かもしれませんが、年を重ねても女性は女性という気持ちが強いです。そのため、採用の際に女性と男性が候補にいたら、女性を採用するケースが多いです。とはいえ、どこも人手不足なのでそんなに選り好みはできないのが現状です。

家庭内で大黒柱になれない!?

介護職はなんといっても、給与が安いです。手取りで月20万円に届かない人がほとんどです。そのため、家庭を持った際には奥さんにも働いてもらわなければならない可能性がでてきます。

ただし、男性介護職は社内結婚が多いので、介護職の給与を理解してくれ、共働きをしてくれる奥さんに巡り合うことも少なくありません。

地位が低い

本音で書くと、介護職はまだまだ地位が低いです。別に嫌味ではなく「介護の仕事をしていて偉いね」など言ってくる人が多いです。その都度「こっちは仕事でやってんだから偉いってなんだよ」と腹を立てることもあります。地位が低いということの表れだと思います。

力仕事をやらされる

女性よりも力があるため、体格の良い利用者の移乗など、力がいる介助などで使われます。単純に力仕事の雑用なども任されることが多いです。

男性介護職のメリットは?

出世がしやすい

女性が多い職場なので、出世に関しては興味がない人が多いです。規模にはよりますが、管理者や施設長などにすぐになれる可能性があります。

職に困らない、どの地域でも働ける

資格さえとれば、どこの地域でも仕事はあります。独身であれば、夏は北海道、冬は沖縄など季節労働をすることができます。実際にそういった働き方をしている人もいるみたいです。

出会いがある

男性よりも女性が多い職場なので、自ずと出会いは増えます。また、男性にしかできない、力仕事など女性に頼りにされることがあるので評価が上がりやすいです。男性介護職の中には、同僚や他部署の人と結婚した!なんて人も多いです。

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人間関係のトラブルに巻き込まれにくい

介護職の離職理由で一番多いのは間違いなく人間関係です。私見ですが、女性が多い職場だけに人間関係のトラブルに巻き込まれるのは女性の方が多いです。

男性介護職が重宝されるサービス種別は?

特養や有料老人ホームなどには夜勤もあり、体力を必要とされる職場です。また、暴れたりする利用者の対応などでも重宝されます。いいのか悪いのかわかりませんが・・・。

まとめ

最近では、ケアマネやサ責でも男性が増えている印象があります。女性には女性ならではの目線があるように、男性にも男性ならではの役割があります。今後も、男性介護職の活躍する機会が増えることを期待しています。