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介護職の退職時の引き継ぎマニュアル

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介護職として働く皆さんは、自分が職場を辞めた時、あるいは職場の同僚が退職することになった時に、引き継ぎで色々と悩んだ経験はありませんか?

退職が決まれば、通常担当業務の引き継ぎを行うのが普通です。とは言っても、中には「引き継ぎなんて大げさ・・・必要あるの?」「引き継ぎって何をしたらいいのかよくわからない」という人もいると聞きます。

またその一方で「自分はきちんと引き継ぎがしたいのに後継者が決まらず、このままでは辞めたくても辞めることはできないかも?」などとあせっている人もいるかもしれません。今回は、介護職の退職時の引き継ぎ方法について考えてみました。

引き継ぎの重要性

実際介護の現場では「自分がやっていた仕事は、そんなに難しい仕事ではないので、引き継ぎなんか必要ない」と思っている人も少なくないようです。

知人の職場でも、退職する職員に引き継ぎの話をすると「私だってここに入った時には、何も引き継いでもらわなかった・・・」と平気で不満を言う人もいるとか・・・

しかし、引き継ぎをきちんとしないまま辞めてしまった場合、後任として採用されてきた人が、いきなりあなたが行ってきた業務を担い、戸惑うことになるかもしれないのです。

その結果、自分が担当していた利用者さんに迷惑がかかってしまうこともあり、それを考えると引き継ぎは介護の現場では、非常に重要だと言えるでしょう。

介護職の退職にまつわる事情

他業界のことはよくわかりませんが、介護の現場では、退職に関してびっくりするようなことがたくさんあると言います。たとえば、昨日まで元気で働いていた介護職員が突然出勤しなくなるなんてこともよくあります。そのまま連絡もとれなくなり、荷物もそのままの状態ということも・・・

またそうかと言えば、ある日突然「今日で退職します!」と、その日を境に来なくなってしまうことも少なくないようです。もちろん引き継ぎなどできる状態ではないため、一緒に働いていたスタッフはもちろん、担当している利用者さんにも迷惑がかかってしまうこともあります。

このような突然の退職が多い介護の職場では、少しでも現場が混乱しないよう、対策を考えておく必要があるかもしれません。

引き継ぎマニュアルを作ろう

引継内容をしっかりと文書で作成し、実施している職場はそう多くはありません。実際に、長年働いていた人が辞める場合などには、その人がどのように仕事を進めていたかを文書でも残しておいた方がよい場合もありますよね。

そんな時に、誰にでもわかる引き継ぎのマニュアルを作っておけば、簡単に引き継ぎ作業を行なうことが可能になります。引き継ぎに時間をかけられない多忙な介護の現場。また時には退職までに、後任が決まっていない場合もあります。

口頭での引き継ぎができない場合でも、残された職員はもちろん、後任として採用される職員も、それを読むことでスムーズに仕事を進めることができます。

職場内でまずは引き継ぎが必要な項目を検討し、日頃から業務内容を職員間で共有化(引き継ぎ)しておくことで、そこで働く職員も不安なく仕事ができると思います。

引き継ぎは、自分自身のためでもある

引き継ぎは、残された人のためにをすると同時に、自分自身のためにも大切なことなのです。介護の業界に限らず、退職時には、社会人としての守るべきマナーがあります。

あなたが、この先同じ介護職に転職する場合はもちろん他の業界に転職するにしても、同じ地域で働く場合には、またどこかでつながる可能性もあります。

辞めたらそこで終わりではなく、最後まで責任を持って仕事をすることが、この先のあなたの評価にもつながり、次の仕事でもきっと役に立つことでしょう。

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まとめ

引き継ぎは、退職前の最後の重要な仕事と言っても過言ではありません。しっかりした引き継ぎができないと、職場のスタッフはもちろんや最終的には担当する利用者さんに迷惑をかけることになります。

円満に退職するためにも、新たなスタートを気持ちよく切るためにも、スムーズな引き継ぎを心がけましょう。