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介護職が給料をアップさせるために行うこと5選

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先日、ある介護事業所の管理者と話をする機会がありました。その時に彼女の方から「介護職の給料が低いということで、離職してしまう優秀な人材がいて、今それがとても残念です。」という話がありました。

国の方でも介護職員の低賃金の問題や介護人材の確保に向け、具体的に動き出しています。実際に介護職員処遇改善加算制度により、介護職員の給料も年々アップをしているようですが、それでも「生活するのに一杯いっぱいだよ!」という声がいまだに多く聞かれる現状です。

「自分もそうだよ!」と今思った皆さんと一緒に、「介護職が給料をアップさせるために行うこと」について考えてみたい と思います。

そもそも介護職の給料が低いのは何故?

介護職の給料アップできないのには、大きな理由があります。介護報酬は、法律により定められていて、利用者さんの要介護度に応じ、一人あたりの利用限度額が決まっています。

そのため事業所や施設側がどんなに頑張っても、大きな利益を増やすとことが難しいのです。こうした事情もあり、介護事業所や施設側としては、職員の給料を簡単に上げることができないと考えられています。

では、どうしたら少しでも自分で、給料をアップしていくことができるのでしょうか。

1.働き方を変える!

今現在、給料が安く、ボーナスも出ないパートやアルバイトとして働いている方が、給料アップを目指すのであれば、やはり正社員として働くことを検討した方が良いと思います。

しかし自分が働く職場で正社員になれる可能性がない職場もあると思います。その場合には、思い切って正社員として採用してくれる職場への転職も考えてみてはいかがでしょうか。

またあえて正社員ではなく、時給の高い派遣社員として働き、給与を増やしている人もいます。働き方は人それぞれなので、自分の働き方を決めて、給料アップを目指しましょう。

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2.夜勤を増やす、または夜勤専従職員として働く!

夜勤は体力的に も非常に大変な仕事ですが、ここ最近、あえて夜勤回数を増やしたり、夜勤専従職員になることで、給料アップにつなげている人も増えてきているようです。

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3.資格を取る!

現在無資格で働いている人でも、少しずつ経験を積みながら、資格を取得していくことが給料アップには大切です。取得する資格(上級の資格)によっては、資格手当がつくだけでなく仕事の幅も広がります。

また昇進したり、管理職等の役職につけば、給料アップも期待できます。特に介護福祉士の資格取得は非常に重要です。2019年10月からは、介護福祉士の資格を取得し勤続10年を超える介護福祉士には月額8万円の賃上げを行うことも発表されています。

また、介護福祉士資格取得後、経験を積ん でケアマネの資格が取得できれば、さらなる給料アップにもつながります。

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4.同じ職場で、長期間勤務する!

どの職場でも基本的に、同じ職場に長く勤めていけば、給料が上がっていく傾向にあります。社会福祉法人の職場などは長期で働くことで、昇進や昇給が期待できます。

5.転職をする!

働き方の見直しや資格の取得、夜勤を増やす等の方法をお伝えしましたが、今実際に「給料が低くて、結婚ができない、家族を養っていけない・・」と転職を検討している人には、介護の転職サイトの利用をオススメします。

求人サイトに登録し、給料面だけでなく、その他自分の希望する条件に合った職場を探してもらうのもひとつの方法です。

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まとめ

介護職で働く人達が、自分の生活を安定させていくためには、給料アップも含めた待遇面等の良い事業所で働くことが重要になります。

しかし、ただ事業所にばかり期待をするのではなく、自分自身も給料アップのために、何ができるかを考えてみることも大切です。