安倍首相が表明した外国人就労拡大が話題になってるけど実際どうなの？

安倍晋三首相は５日の経済財政諮問会議で外国人労働者の受け入れ拡大を表明した。人手不足が深刻な建設や農業、介護など５業種を対象に2019年４月に新たな在留資格を設ける。原則認めていなかった単純労働に門戸を開き、25年までに50万人超の就業を目指す。

外国人就労拡大、首相が表明 建設・農業・介護など ：日本経済新聞

上記記事を読んで、実際にどうなのかを考えてみました。

実際どうなのか考えてみた

介護業界の人手不足は年々深刻化し、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる2025年・・・いわゆる「2025年問題」に向けて様々な課題を国も抱えています。そんな課題に対応するために、目をつけたのが、外国人労働者ということだと思います。

何かにつけ「日本経済の生産性を向上させる目的」という話が出てきますが、それも正直疑問です。本当の所は外国人に働いてもらうことで、人手不足の解消をするとともに、コストを抑える事が目的なのでは？

皆さんご存知のように、介護業界の現場では、日本人の介護職の過酷な労働、低賃金等により、慢性的な人手不足の問題が続いています。介護の仕事にやりがいを持って働いていても、給料が低く生活ができないということで、離職してしまう優秀な人材も多くいる現状。

介護職の人手不足を解消するには、外国人労働者や介護ロボットなどに目を向ける前に、介護分野における日本人介護職の労働環境を根本的に変えなければ、真の解決にはならないことは、誰でもわかることだと思います。

ツイッター

いや事実上の移民だろうこれ。やっぱり高機能移民じゃなくて単純労働移民がほしかったってことなのか。欧州で失敗したやつじゃないのかそれ……。 / “外国人就労拡大、首相が表明　建設・農業・介護など　　：日本経済新聞” https://t.co/JIgwN9lEMa

— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) 2018年6月5日

あはは。安倍政権の戦略のないご都合政治の典型だな、これ。つい最近まで、移民拡大はしないと言ってたのに。移民という言葉だけ使わずに外国人就労拡大という言葉で誤摩化すのもこの政権らしいわ。⇒外国人就労拡大、首相が表明　建設・農業・介護などhttps://t.co/NLmkKngHeY

— Shichiro Miyashita (@shichirom) 2018年6月5日

これを見てもまだ安倍政権は保守だと支持してる人、野党があれだからといって仕方なく支持してる人、いい加減怒った方がいい。労働者の賃金を下げ治安を悪化させ文化を破壊する愚策中の愚策。 外国人就労拡大、首相が表明　建設・農業・介護など: 日本経済新聞 https://t.co/avSnthZ8rE

— 中の人 (@nikkoriperie) 2018年6月5日

まず、自国の就職氷河期だったアラフォー世代に手を差し伸べろよ。

外国人就労拡大、首相が表明　建設・農業・介護など：日本経済新聞 https://t.co/o7abbyFmll

— メタルテープ (@Ronin_Warriors_) 2018年6月5日

外国人移民受け入れの拡大の速度が想像以上で驚くしかない
これ保守を名乗る議員は死ぬ気で止めろよ

外国人就労拡大、首相が表明　建設・農業・介護など 日本経済新聞 https://t.co/nBKzHqw73M

— マクシム (@thksngy) 2018年6月6日

まとめ

これから急速に高齢化が進む日本社会の中で、介護分野だけに限らず、外国人労働者の力を借りることは確かに人材の確保にはつながってくると思います。恐らくある程度現場に慣れた外国人の介護職は、職場内で戦力になることが期待できます。

しかし、その中には「技能を身につけて自国で役立てたい」と考える人もいるため、そういう意味で言えば人手不足の根本的な解決にはなりません。外国人労働者をどのように受け入れていくのかについては、今後さらに細かい検討や議論が必要になるでしょう。

何度も繰り返しますが、まずは介護分野では、外国人労働者を受け入れて、その場しのぎをする以前にもっとやるべきことがあるはずだと考えます。