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訪問入浴って大変?体力のない人でも働けるの?

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訪問入浴って聞くと、大変そうなイメージがあり、体力がないと働けないんじゃないかって思う方も多いと思いますが、実際はどうなのか?体力のない人でも働くことができるのか?現場で働いている人たちの声を聞いてまとめてみました。

訪問入浴ってどんなことするの?

訪問入浴とは自宅の浴槽で入浴することが困難な利用者さんの自宅に組み立て式の浴槽を持っていき入浴してもらうサービスです。職員は看護師1名と介護職2名で一日5件〜8件程度訪問をします。利用者さん1人につき、40分〜1時間程度の時間で入浴を行います。

訪問入浴の介護職の仕事って?

まず初めに、浴槽の設置や湯はりなど入浴前の準備を行います。浴槽の準備が整ったら、利用者さんの脱衣介助および浴槽への移動を行います。浴槽内で洗髪、洗体介助をし、あとは準備の逆をして終了です。

現場で働く人に聞いてみました

体力がない人は働けない?

→1日8件を毎日やることもあるので体力が無いとできないです。ただ、実際にはそこまで枠が埋まることはあまりありません。一週間のうちに1回あるかないかぐらいです。そもそも8件を勤務内にこなすのはきつく、事務などは残業となります。だいたいのところは平均すると1日6件くらいになります。以前働いていたデイサービスでは毎日10人以上の入浴介助を行なっていたので訪問入浴より体力的にきつかったです。

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訪問入浴で働くメリットは?

→人間関係に気を使わなくていいので楽です。3人しかいないので、その中でトラブルになることはあまりないし、ベテランで威張っている人もいないので、気を使わなくていいです。事務所にもいちいち戻らないで良いですし、雨が降っても車移動なのでヘルパーさんより移動は楽しています。

訪問入浴で働くデメリットは?

→夏はきついです。入浴中は冷房を入れることもできないので、汗だくで働いています。あとはトイレです。事務所に戻らないため、トイレはコンビニか公園が多いです。この辺りがデメリットだと思います。

訪問入浴にはどんな人が向いている?

→やる気がある人であれば向いていると思います。チームで行うので技術的にはすぐに上達します。とにかくやる気がある人であれば問題ありません。

訪問入浴で働く人へメッセージを!

→訪問入浴では人生の最終ステージの方へのケアをさせていただくことが多いです。例えばガン末期の方などで、最期はキレイな身体で迎えたいという方の希望を叶えるやりがいのある仕事です。転職を考えている方など一度挑戦してもらえると嬉しいです。

まとめ

実際に働いている方に話を聞きましたが、体力よりもやる気があり、利用者さんを想う気持ちが重要ということを話されていました。夏場やトイレなど苦労することも多々あるみたいですが、介護職の退職理由で多い「人間関係で悩むこと」は少ないみたいです。これを機にやる気がある方はぜひ訪問入浴の仕事にチャレンジをしてみてください。

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