介護職の年間休日ってどんな感じ?120日以上ある職場や有給休暇を消化できる職場で働きたい!
求人情報を見ていると、年間休日110日〜120日と記載されている職場がある一方で、職場によっては100日以下という年間休日の少ないところもあります。
この記事を読んでいるみなさんの中にも、年休や有休に対し、色々な不満を抱えている人もいるのではないでしょうか。
誰でもできるだけ休日の多い職場、また有休が消化できる職場で働きたいと願っていますし、もしそんな職場で働いている人がいたら、話を聞いてみたいと思っていると思います。
今回は現場で働く介護職の声も聞きながら、介護職の年間休日についてまとめてみました。
実は、介護業界全体の休日はそんなに少なくない
介護職が働く施設や事業所には、年間休日が100日以下と少ないところから、120日前後あるところまでありますが、実は他の業界と比べてみると、あまり大きな違いはないのです。他の業界同様、年間休日が多い職場もあれば少ない職場もあると言うことです。
介護職の仕事柄、必ず毎週土日が休みという所は多くありませんが、それでも週休2日や毎月○回というような形で、それぞれの職場独自の休みの取得方法やルールがあるようです。
年間120日以上の休みがとれる職場ってどう?
実際に年休が120日以上ある職場で働いている人の声です。
- 休みは確かに多いけれど、給料は他に比べて安いと思う。(特養)
- 休日は確保されているが、休みが多い分現場がなかなかまわらない。(特養)
- 人手不足の現状の中でみなが休みをとるので、勤務日は、毎日残業の日々。(特養)
- 毎月の年休を消化するのがやっと。有休があっても消化はできていない。(訪問介護)
- やらなくてはいけないことがあるのに休みが入るため、こっそり休みに出て書類整備等をすることも多い。(通所介護)
などの声が聞かれました。
介護職で、有休消化ができている職場はあるの?
有休があってもなかなか使えないと言われている介護の現場で、実際に有休を消化している職場で働いている人の声です。
- うちの職場では、急な病気になっても当日には有休が使えないため、体調が悪い場合などは、前日に事前申請し、休みをもらうようにしている。(特養)
- 有休を1時間単位でとれるので、まわりの職員にも大きな迷惑をかけることなく、便利に使っている。(訪問介護)
- 子どもが小さいため、急な病気の時などには、有休を使わせてもらい助かっている。(通所介護)
- 遠方の親の介護をするようになってから、通常の年休と有休をつなげて毎月休みをもらっている。(通所介護)
- 若い子育て中の女性が多い職場なので、子どもの行事の時などには、お互いに有休を取りやすいようカバーしている。(有料老人ホーム)
などの声が聞かれました。
職場選びはかなり重要。
もし、休日が少ないことが今の職場の不満であれば、職場を変えることで改善できる可能性は十分にあります。介護職が転職する際には、年休の多い職場を探すと同時に、有給消化率の高い求人を見つけることが重要です。年休や有休の日数であれば、求人票の中で確認できますが、有給の消化率を見極めることは、なかなかできません。
そんな場合には、介護職向けの求人サイトを活用すると、色々な相談や疑問にも答えてくれるところもあるので、あなたの希望に合った求人が見つけやすくなると思います。実際求人サイトで検索をしてみると、年間休日が120日以上の求人も、たくさんあることもわかりました。
まとめ
介護の現場では、慢性的な人手不足により「有休があっても取りにくい」という現場の事情も多くあります。中には、一度も有休を消化できないまま退職してしまう人も少なくありません。
どんな仕事でも、休むときはしっかり休むというメリハリをつけないと、良い仕事はできないと思います。もし、今の職場の年休や有休消化に不満があるのであれば、思い切って転職することも検討してみましょう。
休みがしっかり取れる職場環境で働くことは、余裕を持って仕事を行うことができ、また最終的には仕事の効率を高め、質の良いケアにもつながります。