特別養護老人ホーム(特養)で働くのってきつい?特養で働くメリット、デメリット
特別養護老人ホーム(特養)に入所している利用者は基本的に要介護3以上の重度の人が入所しているため、身体的にきついイメージを持っている方が多くいると思います。
はっきり言いますと、「特養で働くのはきつい‼」です。もちろん個人によって異なりますが、身体的にきついだけではなく、他にも「特養ならではのきつさ」というものがありますので、今回の記事ではその辺りを紹介していきます。
特養で働くメリット
冒頭で「特養で働くのはきつい‼」と早々と結論をだしてしまいましたが、じついだけではなく、もちろんメリットもあります。
経営が安定している
介護業界は経営が安定していない企業もあるため、経営が安定しています。多くの特養は社会福祉法人が運営をしているため、昇給などの仕組みがしっかりしているところも多いです。
ADLが把握しやすい
特養では、デイなどと違って入居している方にケアを行うため、比較的状況が把握しやすいです。
夜勤手当がある
介護職の日勤だけだと生活が苦しいことが多いのですが、夜勤手当があると少し生活に余裕ができます。
特養で働くデメリット
特養で働くデメリットについて紹介をしていきます。
身体的にきつい
基本は要介護3以上で重度な人が多いので身体的にきついです。
人間関係がきつい
全ての職場ではないですが、人間関係が悪いところが多いです。長年勤めている、性格の悪いおばさんがいる確率が高いです。後は、看護師と介護職が仲が悪いところが多いです。
夜勤がきつい
職場にもよりますが、正社員なら週に2回ぐらいは夜勤を行わなければなりません。生活のリズムがくるってしまうので、きついです。
どんな人が特養に向いている
メリットとデメリットを簡単にあげましたが、ではどんな人が特養で働くのに向いているのでしょうか?
- 人間関係を気にしない鈍感力のある人
- レクなどで人前に立ちたくない人
- 夜勤を苦にしない人
- 身体介護が好きな人
- 腰が痛くない人
- 長期で勤務したい人
このような感じでしょうか?
私だったら特養よりも有料老人ホーム
正直、私だったら特養よりも有料老人ホームで働きたいと思います。その理由としては以下です。
- 施設がキレイ
- 設備が良い
- 給与が高い
- 介護度が重い人ばかりではない
- 人間関係も特養よりは良いとこが多い
もちろん、有料老人ホームにもデメリットがあります。
- 「高いお金払っているんだから」とめんどくさい利用者がいる
- ブラック企業も多い
まとめ
特養で働くのはやっぱりきついです。身体的にも精神的にも大変です。特に人間関係が悪いところが多く、ほとんどの職員の退職理由が人間関係です。一概には言えませんが、特養よりも有料老人ホームの方が人間関係は良い印象があります。
ただし、有料老人ホームはブラックなところも多いので、入職する際はしっかりと見極めることが大前提になります。有料法人ホームの求人を探されている方は、介護転職ランキングを参考にしてください。
非公開求人も多数あり、何よりもエージェントが転職先の情報を持っているので求人に応募する前にブラックの見極めができます。せっかく介護職で働くのであれば、少しでも良い会社に転職できるようにしましょう。